Knowledge

家造りの基礎知識

家づくりの基礎知識として、事前にご検討いただくことや、ご契約からお打ち合わせ、完成までの一般的な流れをご紹介します。

家づくりを始める前に

01

情報収集


ネットや雑誌、本などで住宅の傾向を収集しましょう。住宅見学会にも足を運び、「住みたい家」のイメージ作りをしましょう。

02

土地の選び方


土地探しから始める場合は、暮らしたい地区の不動産会社に仲介してもらうか、工務店や設計事務所に相談する方法があります。工務店は一般的には立地が悪い場所や形状が特殊な場合でも土地条件を考慮した家づくりをご提案します。
予算や広さなどを決め、その条件に合った土地を探しましょう。

03

工法を決定


家の基本構造となる大切な部分です。工法によって依頼先が変わってきます。日本ではおおまかに下記の種類の工法があります。それぞれのメリット、デメリットなどを検討し、決定します。
【住宅の工法の種類】在来工法(木造軸組工法)/ツーバイフォー工法/軽量鉄骨(プレハブ)工法/重量鉄骨造/鉄筋コンクリート(RC)造

04

依頼先を選択


工務店、設計事務所、ハウスメーカーなどから選びます。それぞれに技術や工法が違います。決定した工法の依頼先を選び、見積もりを取ります。
見積もりを依頼する時は、「敷地の条件」、「希望の予算」、「住みたい家」の概要などを提示します。「住みたい家」については家族構成なども細かく伝えましょう。

05

資金計画


自己資金を把握し、住宅金融支援機構や年金、財形、自治体などの公的融資及び会社融資や銀行など、ご自身の返済能力に合わせて有利な組み合わせで、住宅資金作りを計画しましょう。
資金計画については、すまい給付金や住宅ローン減税など住宅取得者の金利負担の軽減を図るための制度もありますのでご相談ください。

※すまい給付金とは、住宅ローン減税とあわせて消費税率引上げによる負担の軽減をはかるものです。このため、収入によって給付額が変わる仕組みとなっています。(すまい給付金については国土交通省の「すまい給付金」ホームページをご覧ください。)

住宅エネルギーをご検討の方へ

省エネ、創エネでエコロジーな家づくりをご紹介します。当社も太陽光発電やオール電化など、エコで快適な住まいづくりを目指しています。お気軽にご相談ください。

不動産物件をお探しの方へ

当社は不動産物件を取り扱っております。
当社は土地、建物などの売買・賃貸物件など不動産物件を多数保有しております。土地をお探しの方や物件をお探しの方は、当社までお気軽におたずねください。また、不動産の賃貸・売却をご希望のオーナー様も、お気軽にご相談ください。

家づくりの流れ

01

Flow . 01

お客様との打ち合わせ

家づくりに関するご希望やご要望をお聞かせいただき、ご予算に合わせたプランを作成いたします。
同居するご家族、部屋数や各部屋の広さ、ライフスタイルなど、満足いくまで何度でも話し合いを行い、打ち合わせいたします。

02

Flow . 02

お見積もり

お客様のご要望、敷地・環境調査を基に、お見積もりをご提示いたします。

03

Flow . 03

ご契約・申請手続き

お見積もりを基にさらに詳細な打ち合わせをさせていただきます。施工プラン、お見積もりにご承認いただきましたら、正式なご契約となります。

04

Flow . 04

地鎮祭

家を建てる前に、地鎮祭を行います。
※地鎮祭は、土地の神(氏神)を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得る儀式です。一般には神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されています。安全祈願祭とも呼ばれます。

05

Flow . 05

基礎工事

いよいよ着工です。まずは基礎から作っていきます。地盤が弱い場合は、地盤改良を行います。

06

Flow . 06

上棟式

家の骨組みを組み立てていきます。屋根の棟木が掛かった段階で上棟式をする場合もあります。
※上棟式は、棟梁が棟木に幣束を立て、破魔矢を飾り、建物の四方に酒、塩、米をまいて清め、上棟の儀式を行います。

07

Flow . 07

竣工

マイホームの完成です!
お引き渡しの前に、建築主事による完了検査が行われます。合格すると検査済証が交付されます。

省エネ・創エネ

住宅で積極的にエネルギーを作り出していく多様な設備をご紹介します。

太陽光発電

太陽光発電は、膨大な資源量を持ち、永続的なクリーンエネルギーを生み出す発電方式です。太陽光発電は、需要の大きい昼間にだけ発電し、温室効果ガス排出量が少ないのが特長です。
太陽光発電の設置にかかる日数はおよそ00~00日程度といわれています。内訳は足場の組立・解体に00日ずつと、太陽電池の設置・配線工事に00~00日です。(新築での導入や雨天等を除く)

高効率給湯器

高効率給湯器は、エネルギーの消費効率に優れた給湯器です。従来の瞬間型ガス給湯機に比べて設備費は高価ですが、二酸化炭素排出削減量やランニングコストの面で優れています。家庭からの二酸化炭素排出量の約00パーセントを給湯が占めていることから、国や自治体は一般家庭や事業者を対象に、高効率給湯器の普及促進を目的とする補助金制度を設けています。(自治体により終了している場合があります。)

オール電化

オール電化とは、ガスコンロやガスや灯油の給湯器を、IHクッキングヒーターや電気温水器に統一した住宅のことです。オール電化のメリットとして、火災に対する安全性が高く安心です。また、ガス燃焼時の空気汚れがありませんので、キッチンまわりも比較的清潔に保て、環境にやさしいことがあげられます。また、IHクッキングヒーターは平面的な形状のため、調理後の清掃が簡単です。

スマートハウス

スマートハウスとは、「太陽光発電システムや蓄電池などのエネルギー機器や家電、住宅機器などをネットワークし、エネルギーをコントロールする家」です。家庭生活で必要なエネルギーを無駄なく使える仕組みを備えている住宅がスマートハウスです。
スマートハウスの最大の目標は、家庭内での電力を100%自給自足でまかなうことです。そのために必要なことは、
・電力を作る創エネ
・電力を蓄える蓄エネ
・消費電力を極力抑える省エネ
以上が3大要素となっています。

ZEH

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「断熱」、「省エネ」、「創エネ」の3つの取り組みにより消費エネルギーを生み出すエネルギーが上回る住宅のことを言います。消費エネルギーを抑えられるため光熱費を下げられる上に、災害等で停電した場合でも電力を供給できる災害に強い住宅です。

パッシブデザイン

パッシブデザインとは、機械を使わずに自然エネルギーを最大限に活用する設計手法です。太陽の光や風、地形などの自然な要素を利用することで建物内の温度や照明、換気などを調整します。これにより、エネルギー消費を削減し、快適な居住環境を実現します。また、環境への負荷も低減し、持続可能な都市開発を促進します。